三遠南信地域経済開発協議会が三遠道路視察

南信州経済

[ 2011年 7月 29日 金曜日 10時22分 ]

 三遠南信地域内の9商工会議所と39商工会で構成する三遠南信地域経済開発協議会は26日、浜松市内で役員会を開き、新年度事業計画案、予算案など計5議案を原案通り承認した。昨年7―11月までの期間で実施した「街道浪漫クイズラリー」の集計結果も報告され、総会後には三遠南信自動車道のうちの今年度供用開始予定となっている三遠道路(東栄~引佐・13・9キロ)の視察を行った。

 総会には飯田、豊橋、浜松の3商工会議所会頭をはじめ、商工会関係者ら約30人が出席。昨年度事業の圏域内30カ所を巡るクイズラリーは2251人の参加があり、男女比はほぼ同数、60代が全体の2割を占めた。来訪率の上位10位では東三河4スポット、遠州2スポット、南信州が4スポットで、全体の1位が道の駅信州新野千石平(阿南町)、2位が道の駅信州平谷(平谷村)と南信州スポットに数多くの人たちが訪れたことが分かった。

 今年度は新規事業として、三遠南信地域や三遠南信自動車道をPRする宣伝用のポスターを作成することも決めた。

 総会後に実施した同自動車道の整備進ちょく状況把握のための視察では、新東名高速道路と接続し、浜松側の起点となる引佐ジャンクション(仮称)から久井田トンネル(仮称・約1・6キロ)までの三遠道路約5キロ区間を実際に走行して見学。暫定2車線の道路は舗装はされていないものの今年度の供用を予定している区間であることから、全体像を見極めることができたという。

 飯田商議所の柴田忠昭会頭は「リニア中央新幹線の駅設置場所が決まってくれば、それを生かすための三遠南信自動車道の役割は重要。民意で盛り上げながら青崩峠の1日も早い着工、また全線開通のために協力してもらいたい」と役員らに呼び掛けた。

  

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