三遠南信期成同盟会総会 全線開通に大きな期待

南信州経済

[ 2012年 2月 9日 木曜日 11時59分 ]

 三遠南信道路建設促進南信地域期成同盟会(会長・牧野光朗飯田市長)は8日、飯田市錦町のシルクホテルで2012年度総会を開いた。リニア中央新幹線と並び三遠南信自動車道を「地域を支える高度な社会基盤」と位置付けた上で、すでに着工している天龍峡大橋(仮称)や着工が目前に迫る青崩峠道路工事用道路などを踏まえ「全線開通への期待が大きく膨らむ」として、早期全線開通を目指す総会決議とともに地域間、団体間の連携、協調を再確認した。

 南信州、東三河、遠州の3地域で策定した「三遠南信連携ビジョン」に基づく重点プロジェクトを進め、県境を越えた自立度の高い圏域形成を目指すなか、同自動車道について飯喬道路2工区内では全地区において本線工事が本格化。天龍峡―龍江IC(仮称)は2015年度供用予定と示され、青崩峠道路の工事用道路への着工も目前に迫る。現道活用区間の国道152号も昨年7月に豆嵐(まめぞれ)トンネルを含む向井万場拡幅工区が開通したほか、浜松側では三遠道路がことし3月4日に鳳来峡IC~浜松いなさ北IC間の開通が決定しているなど、全線開通に向け着実に整備が進んでいる。

 関係者ら約60人が出席した総会冒頭、牧野会長は「東日本大震災では高規格幹線道路が緊急避難路、緊急物資の輸送路として重要な役割を果たした」と強調し、「三遠南信自動車道は医療・福祉・災害発生時など三圏域住民にとって、まさしく命をつなぐ道、真に必要な道として平成20年代後半の全線開通に向け、関係機関に対し事業推進活動を強力に展開していく」と述べた。

 その上で総会決議は「早期完成を目指し、道路の整備促進と早期効果発現を願う住民の期待に応える」として、構成団体がそれぞれの役割を担っていく。新年度事業計画では「三圏域で組織する期成同盟会などと連携し、引き続き強力に要望活動を展開する」として▽南信州地域の開発整備に関する連携▽経済団体など各種団体との事業提携▽国土交通省など関係機関への要望提言活動▽東三河、遠州地域との連絡協調―など6項目を盛り込んだ。

  

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