三遠南信自動車道9地区期成同盟会が総会

南信州経済

[ 2012年 8月 8日 水曜日 9時17分 ]

 三遠南信自動車道建設促進飯田市9地区期成同盟会は6日、総会を龍江公民館で開いた。2017年までに飯田東IC(仮称)までの供用開始が予定される同路線。沿線地域が恩恵を受けられるよう三穂地区へも地域振興インターを要望すべきとの提案があり、関係機関に要望していくことに決まった。

 市内の沿線9地区による期成同盟会。会長の長谷部喜則川路まちづくり委員会長は三遠南信自動車道への物流と観光の活性化による地域の発展を期待し「リニア中央新幹線も現実のものとなり、これらを見据えた地域づくりへの取り組みが求められる。道路を取り巻く情勢は厳しいが、極めて重要な路線であると9地区が共通意識を持ち、同じレベルで取り組みことが必要だ」と訴え、1日も早い全線開通の実現を求めた。

 議事では三穂地区から地域振興IC設置への提案があった。飯喬道路2工区の開通で沿線各地域にインターが設けられ地域振興へ大きな期待が寄せられていることに触れ「(三穂地区でも)リニアを見据えた地域づくりの中で主要な幹線へのアクセス、交通利便性の向上が大きな課題。要望事項の一つとして取り上げてもらえるよう切にお願いしたい」とし、全会一致で関係機関への建設促進の中で提案していくことに決めた。

 役員改選では三穂まちづくり委員会の宮島英紀会長が今年度会長に就任。地域振興インター要望への賛同に感謝するとともに飯田東ICまでの2工区と青崩峠道路の早期開通へ向け沿線地域の連携を深めて活動していくとした。

 終了後は、工事進捗状況の概要説明会を開催。このうち国交省飯田国道事務所は▽防災▽医療▽観光▽地域間交流―などの観点から整備の必要性と効果を強調。飯喬道路2工区全線で順調に工事が進捗している様子や3工区で測量などの調査が行われている様子を伝えた。

 また、県飯田建設事務所は関連するアクセス道路や現道活用部分の工事状況を説明。上村―南信濃の国道152号活用部分は現在21・1キロのうち15キロが整備済み。南信濃の小道木バイパス(1・7キロ)ではことし橋の架橋とトンネル掘削を開始。来年10月からもう1本の橋の架橋を行い、完成後残りのトンネルを掘削して2015年度には完成する予定。和田バイパスの残り部分も順調に工事が進んでおり同年度に供用開始予定。小嵐バイパスは青崩峠道路の完成と同時期に供用開始するとした。

  

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