三遠南信自動車道 早期開通を国交省に要望

南信州経済

[ 2010年 12月 1日 水曜日 15時21分 ]

 柴田忠昭会頭など飯田商工会議所は29日、地元選出の国会議員や国交省などに足を運び、三遠南信自動車道の早期開通促進を要望した。ちょうどこの日、国の2010年度補正予算個所付けで同自動車道飯喬道路整備に14億円が盛られる朗報も飛び込み、要望活動を後押し。広域的な地域交流ネットワークの形成に極めて重要な役割を担う同自動車道の必要性を訴えた。

 地域の念願である三遠南信自動車道の全線早期開通にかかる活動を重点事項に掲げる同会議所。11月に就任した柴田会頭や宮島八束前会頭など会議所の議員や職員に今井勝幸元県議も同行して東京に赴いた。

 面会したのは加藤学衆議院議員、吉田博美参議院議員、国交省の谷口博昭顧問、民主党の豊原昭二事務局次長の4人。加藤議員は10月に取りまとめられた「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策」に基づく補正予算について、この日まとまった飯喬道路への14億円、浜松側の佐久間道路に12億5000万円が計上されたことを報告。「県内でも重要な事業の一つ」と指摘した。

 吉田議員は「道路は国の根幹をなす。景気が悪くてもインフラ整備は大事。党派を乗り越えて取り組んでいかなければならない」と強調し、谷口顧問も「三遠南信自動車道は補正予算でやるプロジェクトではない。大きな事業は計画的に当初予算でやるべき。安心してすれ違える道路にしなくては」と改めて同自動車道の必要性を訴えた。

 11月の就任後、同自動車道開通促進の具体的な要望活動は初となった柴田会頭は「三遠南信自動車道、リニア中央新幹線の必要性を理解している人たちへの要望活動であり、また補正予算のタイミングもよく充実した内容となった。全線開通に向け現実味を帯びてきたことを実感できた」と述べた。

  

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