三遠南信道 期成同盟会が国交省に要望書

南信州経済

[ 2011年 11月 19日 土曜日 13時30分 ]

 三遠南信地域経済開発協議会の三遠南信自動車道早期開通期成同盟会(会長・御室健一郎浜松商工会議所会頭)は17日、国土交通省に同自動車道早期開通に向けた要望書を提出した。事前ヒアリングでは、地元選出国会議員立ち合いのもと、民主党本部の斉藤嘉隆副本部長と面会。来年初夏に一部供用開始する新東名高速道路やリニア中央新幹線と共に、広域交通ネットワークの形成に大きな役割を担う道路として、早期開通の重要性を訴えた。

 御室会長をはじめ、副会長の柴田忠昭・飯田商議所会頭、吉川一弘・豊橋商議所会頭の3人が参加。民主党本部での事前ヒアリング時には、地元選出の加藤学議員をはじめ、静岡県や愛知県から選出の民主党議員6人もスケジュールを調整して出席した。

 国交省では前田武志国交相には接見できなかったものの、要望書を提出。東日本大震災の影響や急激な円高を背景として、圏域の基盤である輸送用機器産業など輸出主力型産業の海外移転が進展するなか「三遠南信地域のものづくりは厳しい状況に直面している」とした上で、「産業基盤となる道路や港湾、工業団地などの整備が経済界から強く期待されている」と強調。「三遠南信自動車道は3県を結ぶ地域連携の基軸であり、地域発展のための絶対必要条件」と位置付け、早期開通に向けた整備促進の予算措置への配慮を要望した。

 同協議会は「原点に返り、目標時期を決めて、多くの住民がさらなる運動を展開していくきっかけになれば」と、今期事業の目玉として早期開通を呼び掛けるポスターを現在作成中。柴田飯田商議所会頭も「青崩峠道路への今年度着工も含め、予算が重要になってくる。地域で盛り上げ、リニア開通前には何としても三遠南信道を通さなくては」と話した。

  

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