三遠南信道 東京で期成同盟会が総会

南信州経済

[ 2012年 7月 19日 木曜日 15時55分 ]

三遠南信期成同盟総会1 三遠南信道路建設促進期成同盟会(阿部守一会長)は18日、東京都千代田区の全国都市会館で2012年度通常総会を開いた。同会を組織する長野、静岡、愛知の3県および関係32市町村の首長らが出席。11年度事業報告や12年度事業報告など5議案を協議し、原案通り可決した。三遠南信道の早期全線開通に向け、国会および国土交通省など関係機関への提言活動を強めるとともに、情報収集や広報活動を通じ、住民意識の共有、高揚を図っていくことを誓った。

 

 総会決議では、東三河、遠州、南信州地域がさらなる発展を遂げていく上で、「三遠南信道の果たす役割は極めて重要。その整備促進は、沿線地域住民の長年にわたる悲願」と位置づけ。同地域が県境を越えた広域連携を築き、より一層魅力ある地域となるためにも、また、災害時の「命をつなぐ道」として大きな効果が見込まれることなどからも、整備促進は一層重要であることを確認した。

 

 その上で、建設促進に向け、すでに事業化されている飯喬道路、青崩峠道路、佐久間道路・三遠道路の一層の事業推進と早期供用▽事業化されていない区間の早期事業着手▽三遠南信道と一体的に機能する一般国道152号、473号の現道活用区間の早期整備に向け地方が行う道路整備財源の確実な確保▽地方の厳しい財政運営状況に配慮した予算の安定的な確保―を、関係機関に対し提言していくとした。総会終了後にはさっそく民主党および国土交通省を訪ね、提言活動を行った。

 

 会の冒頭あいさつに立った阿部会長は、「地域振興のみならず防災の観点からも、早期に新東名や中央自動車道などの高規格幹線道路とネットワークを形成することが大切。道路はつながって初めて効果を発揮するもの。長野県としても現道活用区間の整備に努め、一日も早い道路ネットワークの構築を目指す」と話した。

 

 三遠南信道は長野県飯田市と静岡県浜松市を結ぶ延長約100キロの高規格幹線道路。飯喬道路においては、2008年4月に飯田山本―天龍峡インターチェンジ(IC)間が開通し、龍江IC(仮称)までは15年度、飯田東ICまでは17年度の供用開始に向け整備が進む。また、現道活用区間として長野県が事業実施していた、国道152号向井万場拡幅工区も昨年7月に供用されている。

 

 静岡・愛知両県の佐久間道路・三遠道路は、ことし3月に鳳来峡―浜松いなさ北IC間が開通し、4月には浜松いなさジャンクションで新東名高速道路と接続。青崩峠道路についても、静岡県側で今年度本線工事着手が計画されているなど、全線開通に向け、開通区間の沿線地域に大きな影響を与えながら、着実に整備が進んでいる。

  

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