三遠南信道、龍江―上久堅3月11日開通 ICの名称も決定

南信州経済

[ 2018年 1月 30日 火曜日 15時00分 ]

飯田上久堅・喬木富田インター周辺(飯国事務所提供、1月18日撮影)

 国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所は29日、整備を進める三遠南信自動車道の飯喬道路、龍江―飯田東インターチェンジ間(延長3・4キロ)の開通日を3月11日と発表した。また、これまで仮称としてきた両インターの名称を「龍江」「飯田上久堅・喬木富田」インターに決定した。同区間の着工は2008年度。約10年の工事を経て開通を迎える。

 三遠南信道は、中央道飯田山本インターから、新東名高速道路浜松いなさジャンクションに至る、延長約100キロの高規格幹線道路。このうち飯喬道路は、起点の飯田山本インターから喬木村氏乗の喬木インターに至る延長約22・1キロ。2008年4月には、飯田山本―天龍峡インター間(延長7・2キロ)が開通している。

 同事務所は、龍江―飯田上久堅・喬木富田間の開通により、緊急車両の現場到着時間半減や、通学する子どもらの安全性向上などの効果を見込む。

 飯田広域消防本部龍江分署から上久堅地区までの現場到着時間は、現状の狭あい区間や線形不良箇所を避けることができ、15・6分から8・3分に半減。また、上久堅から竜東中学校に通学する生徒らは、冬場はほぼ全員が車による送迎といい、安全性の高い道路で送迎時間の短縮にもつながる。

 開通日の決定を受け、龍江地域づくり委員会の一ノ瀬孝司会長は、「地元として供用開始を長年望んでいたので大変ありがたい。今後の地域振興に大きな役割を果たしてくれると思う。今回は龍江―上久堅間だが、天龍峡までの間の供用開始も大いに期待している」と歓迎。

 上久堅まちづくり委員会の北沢保美会長は、「インター名に要望通り、飯田上久堅の名称が入り良かった。龍江まで開通することで、上久堅にとってはまず、緊急車両がスムーズに、短時間で来てもらえると期待している。天龍峡まで早期につながり、さらに効果が広がってほしい」と話した。

 飯喬道路はこの他、2019年度に天龍峡―龍江インター間(延長4・0キロ)が開通予定。残る飯田上久堅・喬木富田―喬木インター間(同7・5キロ)は、開通時期が明らかにされておらず、喬木村内では早期の本線工事着手を目指し工事用道路の建設工事が進む。

 同事務所の岡本由仁計画課長は、「リニア中央新幹線の開業までに全線開通を望む、地域の大きな期待に応えられるよう、着実に事業を推進していきたい」と力を込めた。

  

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