東栄IC―鳳来峡IC間の最長トンネルが貫通

南信州経済

[ 2019年 8月 29日 木曜日 16時28分 ]

 三遠南信自動車道の東栄インターチェンジ(IC)―鳳来峡IC間(延長7.1キロ)で最長の三遠道路3号トンネル(約3.6キロ、仮称)の貫通式が28日、愛知県東栄町三輪―新城市池場間の現地で開かれた。関係者160人が貫通を祝い、IC間の早期開通に対する期待を語った。完工は来年1月末の予定。

 三遠道路3号トンネルは2017年1月に着工し、2社が東栄側と新城側の両側から本坑と避難坑を半分ずつ掘削。コンクリート工事も併行して進めてきた。2割ほど残るコンクリート工事が終われば舗装、設備工事に移る。

 建設費は110億円。同区間ではほかに3つのトンネル(未発注)の工事を計画している。延長は436メートル~841メートル。

 貫通式は坑内で開き、施工2社が主催。地元選出の国会議員、地元の首長、議員、区長、地権者、国交省、工事関係者らが出席した。

 東栄側と新城側の関係者は双方の坑口から車両でトンネル内へ別々に集合し、発破を模したセレモニー後にほぼ中央で合流すると、握手と万歳三唱、樽みこしによる景気付け、鏡開きで貫通を喜び合った。

 終了後は、入場した側とは別の坑口までのドライブを楽しんだ。

 国土交通省中部地方整備局の池口正晃道路部長は「3号トンネルの延長は三遠道路の約半分。貫通により開通が見えてきた。一日も早く実現するよう努力していく」とあいさつした。

 穂積亮次新城市長は「池場坂は区間最大の難所であり、冬場は事故が絶えない。貫通に心から感謝する」、村上孝治東栄町長は「観光や医療などでさらに発展できる。これからも着実、安全な施工を」と祝辞を述べ、区間と三遠南信道全線の早期開通に期待した。

◎写真説明:トンネル中央で万歳三唱する関係者

  

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