三遠南信道の現場見学会開く

南信州経済

[ 2016年 5月 30日 月曜日 8時01分 ]

 三遠南信自動車道の現場見学会が28日、飯田市上久堅地区であり、住民ら38人が参加した。工事用エレベーターで橋脚を上るなどして進められている工事の概要などについて説明を受けた。

 上久堅地区まちづくり委員会と上久堅公民館が共催で開き、国土交通省飯田国道事務所と工事を請け負っている大日本土木が協力。同道に関する住民向けの見学会は上久堅地区では初という。

 来年度の供用開始を目指して工事が進む飯喬道路第2工区のうち、同地区大鹿―下平間の三遠南信23号橋を見学。順に工事用エレベーターに乗り、高さ30メートルの橋脚上部まで上り、進行している上部工の現場を見学した。

 飯田国道工事事務所が三遠南信自動車道の整備計画全般を説明した他、請け負い業者が鉄骨を組み立てた後にコンクリートを打設、養生する橋脚の造り方や、橋脚から両側に少しずつ張り出しながら架設する工法などを解説。強度が保たれる根拠や作業員が現場で役割分担している状況なども伝えた。

 同事務所によると、同橋梁の工期はことし10月末まで。来年度に同区間を含む龍江インター―飯田東インター(いずれも仮称)間の供用を開始する予定だ。

 塩沢一志まちづくり委員会会長は「地域住民に現場を解放してくれたことは本当にありがたい」と感謝。同区間の供用後となる山本インターまでの開通、その後の青崩峠トンネルの開通を含めた早期の全線開通を願っているとし、「結ばれる三河や遠州との交流を深めたい」と思いを寄せていた。

  

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