三遠南信道・新東名接続でアクセス向上

南信州経済

[ 2012年 4月 17日 火曜日 9時57分 ]

 新東名高速道路の御殿場(静岡県御殿場市)~三ケ日(浜松市)両ジャンクション(JCT)間の延長約162キロが、14日午後3時に開通した。これに合わせ、飯田市と浜松市を結ぶ三遠南信自動車道(佐久間道路・三遠道路)の浜松いなさ北インターチェンジ(IC)~浜松いなさJCT間0・5キロも開通し、浜松いなさJCTで新東名と接続。飯田下伊那と静岡、愛知両県とのアクセスが向上し、ゴールデンウィークなどの行楽シーズン、例年以上の往来が見込まれる。

 新東名は、神奈川県の海老名南JCTと愛知県の豊田東JCTを結ぶ全長254キロで、2020年に全線開通する計画。今回部分開通した、区間延長約162キロは高速道路史上最長となる。

 並行する東名高速道路の渋滞緩和を図るため、1987年に計画され95年に着工。当初は2013年3月の完成予定だったが、東海地震など災害時の緊急輸送路としての期待も高いことなどから、1年早い開通が実現した。中日本高速道路によると、新東名を利用した場合の東京―名古屋間の距離は、東名経由より10キロ短く、所要時間は20分短縮されるという。

 三遠南信道(佐久間道路・三遠道路)は先月4日に鳳来峡(新城市)~浜松いなさ北IC間の13・4キロが開通。浜松河川国道事務所では、新東名と接続したことと合わせ、飯田―浜松間の所要時間は、従来の一般道利用と比べ約1時間20分短縮され、2時間40分ほどになるとしている。

 14日、浜松いなさJCT付近では、周辺住民らがJCTを見渡せる高台から開通後の様子を見学。東名と接続する三ケ日JCT方面から東京方面へと向かい、続々と入り込む乗用車の列を見つめた。また、割合は少ないながらも、三遠南信道「飯田」方面へと向かう乗用車もあった。住民らは「東京、名古屋、飯田へと各方面に動きやすくなった。利用して出掛けるのが楽しみ」と笑みを見せていた。

  

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