三遠南信道・龍江―飯田上久堅・喬木富田間の開通式

南信州経済

[ 2018年 3月 12日 月曜日 15時44分 ]

車両が列をつくる渡り初め

 三遠南信自動車道飯喬道路龍江―飯田上久堅・喬木富田インター間(延長3・4キロ)の開通式が10日、飯田市上久堅の飯田上久堅喬木・富田インター周辺で開かれた。地権者ら地元住民をはじめ、行政や施工業者など約200人が出席。上久堅小野子九頭竜太鼓の演奏やテープカット、くす玉開披、地元特産の小野子人参を使ったジュースでの乾杯などを通じ、2008年4月の飯田山本―天龍峡インター間(延長7・2キロ)以来約10年ぶりとなる、飯喬道路の開通区間延伸を祝った。

 飯喬道路は、飯田山本インターから喬木村氏乗の喬木インターに至る延長約22・1キロ。1992(平成4)年度に事業化され、98年に飯田山本―天龍峡インター間で工事着手。天龍峡―飯田上久堅・喬木富田間は、2007年度に工事着手し、2019年度には天龍峡―龍江インター間が開通する予定。

 開通区間は完成2車線。維持修繕時の片側車線通行止めなどによる道路サービスの水準低下を少なくするため、メンテナンスフリーのコンクリート舗装を採用している。区間最大の構造物となる「イタチヶ沢大橋」(龍江、全橋長206メートル)は、橋脚高65・5メートル、最大桁高10メートル。張出し長100メートルは、国内でも最大級規模の橋りょうだ。

 式典を主催した三遠南信道路建設促進南信地域期成同盟会会長の牧野光朗飯田市長は、「新たな高規格道路の整備は地域を劇的に変える原動力となる。三遠南信道はリニア新幹線とともに、南信州地域ひいては長野県の新たな時代の主軸となり、大きな効果をもたらすと確信している」と話し、「インフラ整備を生かす地域づくりに、一丸となってまい進していく」と誓った。

 また、来賓として出席した宮下一郎衆院議員は「まだまだ通過点の一つ。一日も早い全線開通に向け、予算確保に全力を尽くす」と意気込みを語り、国交省中部地方整備局長を務め、三遠南信道の整備にも携わった経験を持つ足立敏之参院議員は、「局長時代は予算の削減があり心配もあったが、こうしてしっかりと事業が進ちょくしていることは感慨深い」と振り返り、「インター名に地域の期待の大きさが表れている」と話した。

  

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