三遠南信道同盟会が総会と要望活動 「早期開通に向け力を結集」

南信州経済

[ 2015年 6月 25日 木曜日 13時17分 ]

 三遠南信道路建設促進期成同盟会(会長・阿部守一長野県知事)は23日、東京都内で2015年度通常総会を開いた。同会を組織する長野、静岡、愛知の3県および関係32市町村から首長らが出席し、県境を越えた広域連携の促進と地域経済の活性化、大規模災害時の「命をつなぐ道」としての役割など、三遠南信道の整備効果を確認。早期全線開通に向け、力を結集し関係機関への要望活動を強めるとともに、情報集や広報活動を通じ、住民意識の高揚を図っていくことを誓い合った。

 この日は地元意見発表として、飯田商工会議所の柴田忠昭会頭が「三遠南信自動車道早期開通に向けての取り組み」と題し報告。工事現場の視察や関係機関への要望、開通時の経済効果調査など、これまでの取り組みに触れながら「開通効果を最大限発揮させるためにも、リニア新幹線開業前の全線開通が求められる」と訴えた。

 また、自治体意見発表では、牧野光朗飯田市長が三遠南信地域連携ビジョン推進会議の取り組みなどを紹介。「地理的、歴史的に深く結びつく三遠南信地域の、県境を越えた地域連携軸形成のためには交通基盤の整備促進、早期実現が最重要。これまでの部分供用においても、地域経済活性化や利便性の向上など、多くのストック効果事例が挙げられる。安定した予算確保のためにも、早期全線開通により見込まれるさらなるストック効果について説明しながら、関係機関へ要望していきたい」と力を込めた。

 総会終了後には、国交省の青木一彦政務官および財務省の宮下一郎財務副大臣を訪れ、要望活動を実施。活動を終えた阿部会長は「三遠南信地域の3県、沿線市町村の共通の悲願が早期の開通と訴えた。宮下副大臣からは、『政治生命をかけて取り組みたい』と力強い言葉をいただくことができた。地元としてもしっかりと活動を続けていきたい」と、牧野市長は「阿部会長のもと一丸となった要望活動ができた。地元の熱い思いを伝え、本当に必要な道路だということがわかってもらえたと、手応えを感じている」と振り返った。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)