下伊那園協で市田柿検品作業

南信州経済

[ 2011年 12月 7日 水曜日 9時14分 ]

 飯田下伊那地域の特産品「市田柿」の出荷がピークを迎えている。飯田市箕瀬の下伊那園芸農業協同組合(松澤恒彰組合長)の集荷センターでは、連日、生産者から運び込まれた商品の検品作業が行われ、関東、中京圏の市場に送っている。春先の凍霜害や夏場の干ばつで2割ほどの収量減を見込んでいる。

 センターには飯伊全域の生産者が箱詰めした市田柿を持ち込み、センター員らが一つひとつを検品し、市場に向けて出荷している。

 春先の寒さで生育がやや遅れ、夏場の干ばつで傷のような条紋がついてしまった果実も多く、生産量は平年を下回る見通し。収穫後の乾燥期間に降雨もあったため、かびの発生も見られたという。

 南信州産で最も有名な特産品に成長した市田柿は、約600年前から伊那谷に多く見られた在来の渋柿。昭和20年代に干し柿として商品化された。

 100―120グラム程度の小さな果実の皮をむいて干し、天竜川の朝霧にあてながら自然乾燥する。

 ブランド力の高まりによる高付加価値化が進み、主力の200グラムパックや1キログラムの袋詰めが東海や京浜では売れ筋になっているという。

 出荷は1月中旬過ぎまで続く見通し。

 園協は「量が低下している分、集荷率を高めて生産者の所得増につながるよう努力していきたい」としている。

  

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