下伊那西部地区にあるスキー場が、18日の平谷高原(平谷村)を皮切りに冬営業を始め、県内外から訪れたスキーヤー、スノーボーダーが初滑りを楽しんでいる。
18日の平谷高原には午後2時過ぎまでに、中京圏などの家族連れや若者グループなど、この日を待ちわびていた約300人が来場。上伊那のスキー場もオープンしてなかったとあって、例年以上のにぎわいをみせた。
愛知県岡崎市のスキーインストラクターはサンタクロースの衣装を着てゲレンデに現れ、子どもらに愛きょうを振りまきながら楽しい雰囲気を演出していた。
まとまった降雪がなかったため、この日開放したのは最も広い中級向けのBコースとそり専用コース。初心者、上級、スノーボード向きの3コースも同日夜から順次整備を進めているという。
年明けから2月中旬にかけては地元や県外の小中学校、高校など26団体が同ゲレンデでスキー教室を行う予定。
関係者は「ゲレンデコンディションを保ちつつ、多くの人を迎え入れたい」と話していた。