下條村の三墓栗生産組合で栗の出荷最盛期

南信州経済

[ 2010年 9月 16日 木曜日 9時11分 ]

 下條村の三墓栗生産組合(代田司郎組合長)で栗の出荷が最盛期を迎え、13日に取り引き先の業者を迎え目ぞろいを行った。同組合の栗出荷は昨年から開始。9月末まで5トンを目標に出荷する。

 同組合は、三墓地区の13人が結成。6年前に、養蚕衰退後の遊休農地2・3ヘクタールを活用して栗1200本を植え、一大栗園が誕生。木が成長し、昨年から上伊那郡飯島町の信州里の菓工房への出荷を開始。初年度は1800キロを出荷。成木10年目まで毎年収量が倍々に増えていく。

 目ぞろいには、岐阜県恵那市川上屋の農業法人恵那栗から伊藤直弥副代表が訪れ、高級菓子の材料になる栗の選別方法を指導。ことしは温暖だった日が続いたが、栗がイガの中で蒸れ、カビが入る被害が多かった。

 伊藤さんは栗の形や色、しわ、割れなどから、カビや病気、未熟な栗の見分け方を確認。「これだけ省くとなくなってしまうと嘆く方もいるが、選果が厳しいことで価格を維持できる。病気やカビは日常管理で減らせる。病気はイガに残っていることがあるので拾うときにすべて片付けて」などと呼び掛けた。

 組合長の代田司郎さん(80)は「皆が意欲を持って取り組んでいる。去年以上にがんばっていきたい」と話していた。信州里の菓工房は9月の栗シーズン中、下條村や飯島町80戸の農家から毎日2トンずつ栗が搬入され、月間で50トンほどになるという。

  

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