中国瀋陽市一行が牧野市長らと懇談

南信州経済

[ 2011年 11月 29日 火曜日 16時05分 ]

 6月に飯田国際交流推進協会、9月に飯伊の経済視察団が相次いで訪問した中国瀋陽市から27日、同市人民政府の田家(でんじゃ)副秘書長を団長とする訪日団の一行6人が来飯。同日、飯伊地域地場産業振興センターで開かれた同推進協会主催「第22回飯田国際交流の夕べ」に参加するとともに、牧野光朗飯田市長や産業界の代表らと懇談し、経済を中心とした結びつきを強めていくことで一致した。

 同推進協会の会長で経済視察団の団長を務めた南信州経済同友会の横田盛廣会長は「アジアに開かれた小さな世界都市を目指そうと2回にわたり瀋陽市を訪問した。交流に理解と思いやりのある地域で我々が予想した以上の歓迎を受けた。その際、国際交流の夕べに来賓として招待したところ、さっそく快く応じてくれた」と説明。

 「瀋陽市は人口810万人。大きな世界都市を目指しているが、小さな世界都市も世界都市を目指していることに変わりない。大事なことは、人と人とのつながりであることを確認した。瀋陽市は自動車や飛行機、農産物などの生産が盛んで、特に飯田から持っていった日本酒を大変喜んでくれた。心の通えるものを感じたので付き合ってもいいと思った。団長の田家さんは市長の代理として敬意を払って訪問してくれた。これで我々も行きやすくなった。牧野市長もぜひ表敬訪問してほしい。地場産業センターを中心に『飯田瀋陽クラブ』をつくり、それを基にして交流していきたい」と語った。

 牧野市長との懇談で、田家団長は「温かい歓迎を受け、友好と熱意を身をもって感じている。飯田市の美しい自然環境、調和した社会を印象づけられた。今回、私は陳海波市長の代理として、飯田市を訪問させていただくことで、瀋陽市の誠意をお伝えし、両市が発展することを願う。牧野市長の来訪を要請したい」とあいさつ。

 牧野市長は「当地域は地場産業センターが中心となって、環境産業クラスターと航空宇宙産業クラスターを柱に取り組んでいる。国からは環境モデル都市に選定され、街路灯のLED化などで実績がある。リニア中央新幹線が開通すると飯田に中間駅ができ、もっと世界に近くなる。これから世界に開かれた都市になる」と述べた。

  

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