中尾南宮工区が全線開通 泰阜村の県道飯田富山佐久間線

南信州経済

[ 2017年 10月 14日 土曜日 14時53分 ]

開通を祝うテープカット

 県道飯田富山佐久間線の泰阜村中尾地区の区間(延長約0・5キロ)が完成し、中尾―南宮工区の全線(延長約1・6キロ)が14日に開通した。村は悲願だった村内の南北全線二車線化を喜び、開通式や記念祝賀会を開いて盛大に祝った。

 県飯田建設事務所が1990年度から二車線化の拡幅工事を進めてきた。新たな開通区間は道路幅員が車道6メートル、全幅8メートルの二車線。阿南署前から「温田こ道橋」でJR飯田線を立体交差して完成済みの南宮トンネルまでを結ぶ。

 2012年12月に飯田市側の米峰大橋が完成し、飯田から大型バスが通行できるようになった同村。残されたのが今回の温田地区JR飯田線路下を通過する工区となり、開通を期待する村民の声は大きかった。

 この日は午前に南宮トンネルの南宮大橋側で開通式を開催。引き続き、場所を村総合体育館に移して開通式典と記念祝賀会を開いた。

 開通式には事業者の阿部守一県知事や地元選出の国会、県会議員、県道飯田富山佐久間線改良促進期成同盟会の牧野光朗会長ら約100人が出席。テープカットやくす玉開放に続き、泰阜村南部に残る民俗芸能「榑木(くれき)踊り」を先頭に通り初めをした。

 松島村長は「戦後72年、ようやく飯田市と阿南町までがセンターラインの入った道路で結ばれた。この上ない喜び」と感謝の言葉を述べた。

 延長約1・6キロの同工区は1995年に南宮大橋を含む0・3キロが開通。2004年に阿南病院―阿南高校間の0・4キロ、11年に泰阜村の温田トンネルを含む0・4キロが開通した。

  

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