主力ふじの出荷始まる 台風被害で収量2割減

南信州経済

[ 2011年 11月 4日 金曜日 16時53分 ]

 飯田市上郷のJAみなみ信州いいだ果実選果場で2日、リンゴの晩生種「サンふじ」の出荷が始まった。モモから始まった出荷リレーは、最終走者となる主力のふじにバトン。台風15号の被害で収量が平年を2割下回る見通しだが、着色は良好で味も保証できるという。

 つがるから始まった南信州産リンゴの出荷もいよいよ最終盤。サンふじは、甘みと酸味が調和し、貯蔵性に優れていることから贈答品などとして人気を集めている。

 初日のこの日は、いいだ、北部(松川町)の2大拠点で出荷がスタート。いいだ選果場には飯田市内7件の生産者が無袋でしっかり太陽光を浴びせて蜜を増やした「サンつがる」約700キロを持ち込んだ。

 作業は選果員80人が分担で行い、一つひとつを手にとってベルトコンベアに乗せ、機械が外観、内質を分析して等級別に振り分けた。

 寺沢雅治場長によると、天候不順で小玉傾向も見られるが、質は上々。出荷は20日ごろピークを迎え、12月中旬まで続くという。

 同JAは、管内とする飯田下伊那地域全体で800トンの出荷を見込む。地元のほか、東京、名古屋、大阪の市場に送る計画だ。

  

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