仮橋完成で通行止め解除へ 天龍―豊根の県道 土砂崩落から2年ぶり

南信州経済

[ 2018年 12月 13日 木曜日 15時10分 ]

県道1号の通行止め解除区間

 天龍村と愛知県豊根村を結ぶ県道飯田富山佐久間線(県道1号)で、2016年12月24日に発生した大規模土砂崩落の影響で続いていた全面通行止めが、仮橋の完成を受け14日正午に解除される。通行可能になるのは約2年ぶり。

 土砂崩落は県境から約100メートルの豊根村富山地区で発生し、高さ約70メートル、幅約50メートルの規模で崩れ落ち、県道に覆いかぶさった。

 愛知県新城設楽建設事務所設楽支所によると、土砂を撤去しての道路復旧は困難とみて、まずは川側に仮橋を建設して通行止めの早期解除に努める。

 完成した仮橋は長さ約40メートル、幅約6メートルで大型車両同士でなければすれ違いも可能という。

 また引き続き、新設橋による本復旧を進めるとし、現在詳細設計を実施している。

 天龍村の永嶺誠一村長は「時間はかかったが隣村(豊根村)との行き来、交流が再開することをうれしく思う。1日も早い安心安全な本復旧を願っている」と話した。

 飯田富山佐久間線は飯田市から豊根村を経由して静岡県浜松市天竜区に至る県道。阿南町以南の天竜川沿いはたびたびのり面や路肩の崩落で通行不能になる歴史を繰り返しており、下伊那南部5町村は今年4月、同路線の改良促進を目指す「下伊那南部地区(主)飯田富山佐久間線整備促進期成同盟会」を新たに設立して要望活動などを積極的に行っている。

  

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