伊勢神トンネルの杭打ち式

南信州経済

[ 2013年 2月 18日 月曜日 9時11分 ]

 本年度から事業化された国道153号伊勢神(いせがみ)トンネル(愛知県豊田市)改良の中心杭打ち式と意見交換会が16日、豊田市足助町で開かれ、関係者らが新トンネルの早期完成を願ってセレモニーに臨んだ。

 1958(昭和35)年供用の現伊勢神トンネルは、幅員が5・8メートルと狭いために大型車同士のすれ違いが困難で大事故が起きやすいことなどから、「交通のネック」として長野・愛知両県で長く問題視され、阿智村と平谷村、根羽村でつくる下伊那西部地区国道153号改良促進期成同盟会(会長・大久保憲一根羽村長)も改良を要望してきた。

 工事区間は延長2・4キロ。新トンネルは幅員を7・5メートルとし、歩道も整備する。断面不足の解消に加え、急勾配・急カーブの解消、第1次緊急輸送路としての信頼性向上、異常気象時の災害危険性の低減が期待されている。

 完成はおおむね10年後とみられ、今後は用地買収、詳細設計、地元説明、工事に取り組む。

 中心杭打ち式で太田稔彦豊田市長は「沿線地域との交流、住民生活の向上につながる工事であり、大いに期待している」、大村秀章愛知県知事は「物流と交流の道としての役割に加え、恵那山トンネルの迂回路でもある国道153号は地域の屋台骨であり、抜本的な対策が必要だった伊勢神の改良は大変喜ばしい。完成後の人、モノの流れが活性化する」とあいさつした。

  

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