伊南バイパスが部分開通

南信州経済

[ 2012年 12月 24日 月曜日 9時29分 ]

 駒ケ根市赤穂と飯島町本郷を結ぶ国道153号伊南バイパス(延長9・2キロ)のうち、飯島工区(同5キロ)の同町本郷―町道堂前線間(同2・4キロ)の開通式(暫定2車線)が22日開催された。同バイパス与田切大橋付近で行われたセレモニーには、管轄する国土交通省飯田国道事務所をはじめ、沿線自治体や地元住民など関係者約200人が参加。テープカットやくす玉開放、車両パレードによる渡り染めなどを行い、盛大に開通を祝った。

 同バイパスは、2007年12月に駒ケ根工区(同4・2キロ)が暫定2車線で開通済み。飯島工区の残り2・6キロのうち、飯島町飯島―同町田切間(同0・8キロ)は14年度の開通を見込んでいるが、全線の開通時期は未定となっている。

 伊那谷を貫く国道153号のなかでも、飯島町から駒ケ根市の区間は、複雑な地形に沿ったルートのため走行条件が悪く、事故や渋滞が頻発。特に通勤時や休日を中心に渋滞が著しく、沿線住民の改善を求める声は強かった。飯田国道事務所では、「伊南バイパスが部分開通した区間では、153号現道の混雑が緩和され、騒音レベルも下がるなど効果が現れている。全線開通により、残る駒ケ根、飯島地区の沿線環境の改善も期待できる」とし、早期の全線開通を目指している。

 開通式の冒頭、花木道治飯田国道事務所長は「関係機関をはじめ地域住民皆様のご支援、ご協力により無事開通を迎えることができた」とあいさつ。また、式に参加した地権者の女性(62)は「ここまで10年近くにわたりいろいろな苦労があっただけに感無量。ただ部分開通だけではまだ道半ば。早く駒ケ根と飯島をつないでほしい」と話していた。

  

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