伊那路観光連盟が総会、海外からの自転車ツアーなど推進

南信州経済

[ 2013年 4月 27日 土曜日 14時43分 ]

 上下伊那の行政や観光関連の企業団体でつくる「伊那路観光連盟」の本年度総会が26日、飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターであり、引き続き木曽路との連携事業を強化する方針などを決めた。21―24日に第一弾を終えた香港からのサイクリングツアーの受け入れなど、特色を生かした広域的な商品造成につながる取り組みを推進する。

 承認事業では、伊那谷の観光名所を網羅したパンフレット「さあ伊那路」を増刷。NEXCO中日本が、6月上旬から7月中にかけての約3週間の予定で調整している中央道恵那山トンネルの天井板撤去工事に関して、終了後に安全性のPRも兼ねたハイウェイキャンペーンを同社と展開する方針も盛った。

 事業報告によると、全県の2012年上半期の観光地利用者数は延べ3466万人(対前年比5・6%増)、観光消費額は1291億円(同5・3%増)で、前年の東日本大震災に伴う落ち込みからは回復。伊那路も利用者数は約396万人(同12・3%増)、消費額は約84億6400万円(同4・3%増)と良好だったが、飯田下伊那に限ってはいずれも前年を下回ったという。

 会長の牧野光朗飯田市長は冒頭あいさつで、先日の伊那谷と木曽谷を巡る香港からのサイクリングツアーを「大きな成果」と指摘。「伊那路・木曽路 花めぐりマップ」なども例に「伊那谷の特徴や条件を生かし、地域丸ごとで観光誘客に結び付けることが大事。宿泊客を増やすため、商品の工夫と定着に向けた戦略的な取り組みを願う」と呼び掛けた。

 本年度の目玉事業の一つである香港からのサイクリングツアーは、伊那路・木曽路広域観光連携会議として受け入れを進め、すでに秋にも予定。東アジアなど広く海外からの誘客も目指す。自転車によるスポーツ観光の推進も視野に、伊那谷や木曽谷の観光名所や見所を押さえたコースの設定。伴走ガイドの育成といった受け入れ態勢の充実も図る。

 伊那路観光連盟の役員や事務局体制などは2年ごとの持ち回り。13、14年度の会長は伊那市長が担う。

  

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