充実の「南信州うまいもの商談会」 出展46、バイヤー61事業者

南信州経済

[ 2015年 10月 17日 土曜日 13時16分 ]

 農林水産物やその加工品の販路拡大を目的とした「食の縁結び!南信州うまいもの商談会~伊那谷の魅力~」が15日、飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センター大ホールであった。第5回を数える今回は、県下伊那地方事務所などの主催団体に、新たに県商工会連合会南信事務所と飯田商工会議所が加わり、企画から出展者、地元バイヤー集めにあたった。

 前回までは飯田下伊那の事業者が出展していたが、今回は飯伊地域に加え、上伊那と木曽地域からも出展者を募集したところ、昨年(36事業者)を上回る46事業者の出展があった。飯伊は36事業者(うち新規14事業者)で昨年と変わらないが、上伊那から8事業者、木曽から2事業者の出展があった。

 一方、食品・食材バイヤーは事前申込があった48事業者(昨年40事業者)に飛び入りを加え計61事業者120人(昨年53事業者108人)が来場。飯伊はもとより、上伊那、長野市、松本市、東京都、山梨、岐阜、愛知、石川の各県などから食品小売・卸売業、飲食業、旅館・ホテル業の仕入れ担当者などが来場した。

 下伊那地方事務所商工観光課の工業係長は「昨年を大きく上回る出展者と来場者があり、大きなトラブルもなく開催できてよかった。半年後に追跡調査を行い、その時に成果が出ることを目的としているので、それに期待したい。年々充実し、イベント的にも見込めるものになった」と語った。

 会場には、特別企画の「市田柿」特設コーナーが設置され、国のGIマークの登録を申請中の市田柿を使用した和菓子の紹介や試食のほか、伊那市の竜東スチールが開発した日本で初の市田柿のほぞ切機械の展示と実演もあった。飯田商工会議所中小企業相談所で南信エリア(伊那・駒ケ根・飯田)を担当する広域専門指導員は「農業者が高齢化する中で、市田柿の手作業が省力化できる。年金の範囲内(4万円、税別)で買える」とメリットを紹介した。

 このほか、下伊那農業高校アグリ研究班が昨年、マルマンと共同開発したコラボ商品の「漬ガール」(万能調理みそ)を出展。シカ肉のカルパッチョの試食も行いPRした。また、木曽社会福祉事業協会が運営する障害者就労施設の管理栄養士が研究開発した、アレルギー特定原材料27品目不使用の米粉クッキーを出展し注目を集めた。

  

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