初の「域産域消の食育店」、市が認定証交付

南信州経済

[ 2011年 2月 21日 月曜日 15時11分 ]

 飯田市は19日、お店のメニューに地元農産物を豊富に使用した料理や健康に配慮した料理を提供している市内の5店に「域産域消食育協力店」の認定証を初めて交付した。今回交付を受けたのは、上郷別府の川楽屋(土屋智恵代表)千代のごんべえ邑(市瀬鎮夫代表)南信濃八重河内の島畑(山﨑語代表)錦町のシルクホテル(中田克己代表)本町のTESSHIN(中根正佳代表)。

 域産域消食育協力店の認定制度は、市が今年度策定した「地域健康ケア計画」の重点プロジェクトの1つ。域産域消活動や食育の推進を積極的に取り入れている店舗と連携し、さらなる推進を図る。地元農産物の利用促進による地域経済の活性化や、食生活の健全化による市民総健康を目的に、多様な主体との協働を進めるため、1月22日にごんべえ邑でキックオフイベント「ちょっと昔の朝ご飯」を行い、モデル店を拡大した。

 市長公室で行われた交付式には、5店の代表をはじめ、食生活改善推進協議会や市保健課、農業課の関係者ら20人余が出席。牧野光朗市長が認定証と認定プレートを一人ひとり手渡した。5店の代表は「地域に根ざした新鮮なものをおいしく提供したい」(川楽屋)、「かつてごちそうでなかったものをごちそうとしておすそ分けしたい」(ごんべえ邑)、「地元の皆さんと一緒に野菜を作って提供している」(島畑)、「自社の畑で社員みんなで野菜を作ったり、契約栽培も取り入れて7~8割が地元野菜」(シルクホテル)、「地域に支えられ、飲食店と生産農家の垣根をなくす」(TESSHIN)と紹介した。

 同市長は「当市が重点事業として推進している域産域消の活動と市民総健康をめざした食育の取り組みに賛同をいただき、誠にありがたい。特に地元農産物のPR、お米を中心とした日本型メニューの紹介、朝食の提供、食文化伝承の取り組みの紹介、グリーンツーリズムへの対応などのモデル店として、市民の健康とともに食料自給率の向上や地域の活性化につながることを期待している」とあいさつした。

 市では、認定店を中心とした地域からの情報発信とともに、食育推進の基礎となる家庭における取り組みを充実させるため、同協議会の協力を得て家庭用「飯田の旬野菜を使用した簡単朝食レシピ集」を作成。3月初旬に、子どものいる家庭に配布し、日々の献立の参考にしてもらいたい考え。市が推進している「わが家の結いタイム」の実践にもつなげたいとしている。

 

  

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