南信州への産地ツアー、市田柿体験も好評博す

南信州経済

[ 2009年 11月 12日 木曜日 14時14分 ]

 名古屋都市圏マーケティング推進プロジェクト「南信州への食育産地ツアー」の第4弾「市田柿の体験ツアー」がこのほど、飯田市三穂であった。愛知県から参加した29人が立石の農家で市田柿の収穫、皮むき、つるし作業を体験した。

 昨年10月に名古屋市千種区覚王山に「南信州マーケティングショップ」をJAみなみ信州と共同開設した飯田市、南信州広域連合が企画。ショップで取り扱っている農産物の中でも特に人気の高い農産物をテーマ野菜に設定し、名古屋都市圏の消費者を南信州に誘致して、農家交流や収穫、食体験を内容とする。南信州観光公社とも連携し、参加者を募集し旅行を実施している。

 4月のアスパラガス(飯田市)8月のトウモロコシ(阿智村)10月のガブリエル&シナノスイート(松川町)と毎回好評を得ている。今回も定員25人で参加者を募集したところ、40人を超える応募があり、急きょ大型バスに変更し29人が訪れた。愛知県内の女性と夫婦が多いのが特徴で、リピーターも「2回目」が5人を数えた。

 名古屋市から参加した主婦竹内きく子さん(67)は「南信州マーケティングショップで野菜や果物などを買っているが、柔らかくて美味しいので気に入っている。体験ツアーはチラシで前から知っていたが、市田柿がテーマ野菜なので初めて1人で参加した。市田柿は主人が好きで饅頭がわりによく食べる。天気もよく作業が楽しい」と感想。

 トウモロコシに続いて2回目という名古屋市の主婦鈴木実友希さん(39)は、小学校4年の長女と祖父母の4人で参加。「南信州の野菜や果物などで作る料理を食べる教室にも参加している。案内を毎回楽しみにしている」と語った。

 今回、市田柿体験ツアーを受け入れた立石の塩沢孫六さん(64)方では、中学生の体験教育旅行を8年前から受け入れている。昼食のぼた餅づくり体験の指導にもあたった妻のきく江さん(61)は「みなさんに来てもらえてうれしい」と話していた。

 市農業課によると、ツアーの企画にあたって、地元にお金が落ちるよう旅行代金(今回1万1000円)は原価から適正価格を設定。そのかわり、参加者に満足してもらえるようなプログラムの充実に力を入れている。今回は立石寺を見学し干柿栽培の歴史などを説明したり、柿すだれが見られる南信州ケフィアランド伊那谷道中も訪れた。参加者には、自分が作業をした市田柿が干し上がると、年末に自宅へ届けられる。

  

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