南信州版朝食ライフスタイル提案事業「地域資源∞プロジェクト」参加

南信州経済

[ 2009年 10月 23日 金曜日 15時44分 ]

 南信州ブランド推進協議会(宮島八束会長)が6月から着手している南信州版朝食ライフスタイル提案事業で、このほど東京ビッグサイトで開かれた第6回グルメ&ダイニングスタイルショーのなかの日本商工会議所主催「地域資源∞全国展開プロジェクト」に同推進協も参加し、南信州の食材をPRすると同時に、消費者に南信州のイメージを聞く調査を行った。その結果をまとめ、事業の集大成として11月3日、りんご並木で開くグルメサミットで開発した朝食メニュー5品ほどを発表する。

 

 プロジェクトは地域の小規模事業者による全国マーケットを狙った新規事業展開を支援するため、各地の商工会議所、商工会が小規模事業者と協力して進める特産品開発や観光資源開発およびその販路開拓について、幅広く支援するもので、毎年実施。今回は全国から73件が出展し、うち長野県からは飯田商議所が「南信州ブランド事業」を、また長野商議所が「信州おやきブランド化事業」の内容で出展した。

 

 飯田のブランド推進協が進めている事業は、地元にみそや漬物、納豆、凍豆腐、しょう油など朝食に必要な食品を製造している企業が多いことに着目し、新たな朝食メニューの開発を進めていくことが狙い。宿泊施設などに朝食ライフスタイルの提案を行うとともに、食農環境教育を兼ねた地域資源活用型朝食普及運動の実践として、朝食に重点を置いた体験型観光開発にもつなげたい考えだ。

 

 7月には生産農家や食品製造業者、飲食店・宿泊施設、観光関連企業などで開発連携推進委員会を発足し、若手中心の約20人が毎月1回、これまでに計7回の会合を開き、南信州にふさわしい「朝スタイル」を検討。県外では初活動となった今回の出展では、「朝飯田(あさはんだ)」をテーマに、ネギダレやみそ汁を消費者に味わってもらい、感想を聞いた。

 

 南信州の朝食イメージを聞くと「素材を生かした素朴な味、という返答が一番多かった」と飯田商議所の熊谷秀樹課長補佐。これをもとに、おにぎりやみそ汁といったテーマを定め、11月3日に開催する南信州各地の名物料理を集めた「南信州グルメサミット」(同推進協主催)で研究成果を発表する。熊谷さんは「サミットでは4、5品を発表、試食してもらい、その感想をもとにさらに研究を進め、来年3月ごろには市内の飲食店で完成した南信州の朝食が食べれるようにしたい」と話している。

  

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