京都市で南信州牛をPR

南信州経済

[ 2016年 4月 6日 水曜日 9時27分 ]

 飯田下伊那地域の肉牛生産者や卸売、料理店などでつくる「南信州牛ブランド推進協議会」(会長・牧野光朗飯田市長)は4日、飯伊で生産された「南信州牛」の一大消費地である京都市でさらなるPRを図り、生産増やブランド化への弾みにしようと、初の「南信州牛販売宣伝京都交流会」(実食交流会)を同市内の飲食店で開いた。生産者や精肉店、飲食店主など双方の関係者を中心に約50人が参加し、南信州牛の魅力をかみしめた。交流に先立ち、京都市の食肉市場で南信州牛の枝肉共励会(セリ)があり、高値の取引で飯伊関係者らを喜ばせた。

 飯田市農業振興センターによると、飯伊では1970年代から、飼料改良などを通じて、京都市場に好まれる「口どけ良く上品な味わい」の肉牛生産に取り組んできた。2014年度のJAみなみ信州管内の出荷頭数769頭のうち、77%の593頭が京都への出荷。販売総額7億2200万円余のうち、約5億6000万円を占める。

 4日午前はJAみなみ信州肉牛部会の「女性部肉牛共励会」を京都市中央卸売市場第二市場で開催。飯伊の16者が出品した和牛26頭が審査された。買受人らは枝肉のロース芯やモモ部を中心に、大きさやサシの入り、弾力などを見極めた上で、目当ての品々を競り落とした。

 審査の最優秀賞は飯田市上郷黒田の女性が出品した和牛。A5等級の最高位に格付けされ、セリでも最高値となる1キロ3000円超で買われた。

 26頭の平均キロ単価は2618円、平均枝肉重量は約486キロ。市場関係者は「多くの買受人が集まった。4等級、5等級も高値で推移しており、非常に評価は高い」と話していた。

 優秀賞を得た肉牛部会女性部長(60)は「京都での毎年の共励会は生産者の励みになる」と笑顔を見せ、高森町の部会長(75)は「素牛(子牛)や飼料の高騰などの課題は多いが、今後も信頼される高品質な南信州牛の提供に努めたい」と意気込みを新たにしていた。

  

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