国税庁が路線価を発表

南信州経済

[ 2014年 7月 2日 水曜日 9時41分 ]

 国税庁は1日、2014年分の路線価(1月1日現在)を発表した。飯田税務署管内では下げ幅に緩和が見られる地点があるものの、依然として多くの路線で続落している。飯田下伊那地域の最高は飯田市育良町3丁目のアップルロード(飯田バイパス)交差点東側で、4・3%減の6万6000円。08年に同地点に抜かれた飯田の中心市街地では同市中央通り4丁目が2・9%減の同額で、来年にも再逆転する可能性が出てきた。

 路線価は、相続税や贈与税の算定基礎となる土地の価格。1平方メートル当たりを基準に、税務署が発表している。飯田税務署管内の主要地点別では、算定の見掛け上では横ばいになっている地点もあるものの、ほぼ全ての地点が軒並み下落している。下げ幅は5・7%―0・0%と開きがあり、中心市街地やアップルロード沿いでは緩和の傾向も見られている。

 育良町3丁目は7年連続で最高路線価となり、中央通り4丁目が続いた。飯伊の最高路線価は「中央通り」時代の1989(平成元)年に27万円、バブル期の92年に35万円となりピークとなった。2001年に20万円、07年に10万円を割り、08年からは「育良町」が最高となっている。両地点の差は1000円以下まで縮小しており、来年にも中央通りが再逆転して最高になる可能性が高い。

 県内の平均路線価は18年連続で下落。平均増減率は2・4%減となった。県内の最高路線価は長野市駅前通りの28万5000円(5・0%減)。ほか、軽井沢町・旧軽井沢銀座通りが23万円(同額)、松本市深志が22万5000円(6・3%減)などだった。

 路線価は、国税庁のホームページで紹介されている。URLは(http:www.rosenka.nta.go.jp)

  

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