地場産業振興センターの販売・展示場がリニューアルオープン

南信州経済

[ 2010年 5月 26日 水曜日 8時33分 ]

 飯田市上郷別府の(財)飯伊地域地場産業振興センターの販売・展示場リニューアル工事が完成し25日、現地でしゅん工セレモニーを行いオープンした。セレモニーで牧野光朗飯田市長は「以前に比べ開放的な雰囲気になった。来場者の増加を期待したい。ますますの活用をお願いしたい」とあいさつした。

 常設展示場は新たに「タイムカプセルミュージアム 伝統~現在~未来」というテーマを持たせ、伝統地場産品をはじめ工業技術製品を常設展示する。特別展示ブースでは、同センターが取り組んでいる航空宇宙プロジェクトや共同受発注事業の成果品、さらには三遠南信自動車道やリニアなど未来につながる展示を行う。

 また、デジタルサイネージを活用した情報発信を行い、これまで飯田ケーブルテレビと共同で製作した企業紹介番組「たんたん探検 地元企業」や飯田下伊那の市町村の紹介などを行う予定。

 販売コーナーは、これまで以上に飯伊地域の市町村の特産物を前面に出した地場産品のPRと販売に力を入れていく。販売コーナーも地元産の紅茶「うまいんだに」や地元産の各種ジュースを取り扱うほか、要望の多かったスパゲティを新たにメニューに加えるなど、新しい顧客の取り込みを図る。

 同センターは1984(昭和59)年に開設以来、寄付行為(定款)で主事業として定められた「地場産品普及のための展示、販売、実演、見本市等の開催」に基づき、販売・常設展示場で地場産品の販売と展示の事業を実施してきた。95(平成7)年に改装を行っているが、それから14年を経過し、レイアウトや展示品などの陳腐化が進み販売事業などは下降の状況にあった。また、センター会議室などの利用者の便に供するための喫茶事業も下降状況となっていた。

 このため、昨年5月の理事会で販売・常設展示場などの現状を報告。その後、展示企業と業界団体選出の理事・評議員、業界団体代表者へのアンケートや専門家によるコンサルティングを実施。併せて地場産業センター懇話会、業界団体代表者会議、幹事会などで検討を進め、3月の理事会で改修の方向や手法などについて確認し、プロポーザル方式による改修工事を実施した。

 見直しにあたり、常設展示場運営についての内規を変更し、出展物と関連するパネルについては3年以内ごとに全面的な見直しを行うことにした。また、あいまいだった販売スペースと展示スペースを明確に区分けするとともに、ロビー、展示場、販売場、喫茶ができるだけワンフロアーに感じるよう、それぞれが見渡せるよう改修した。

 改修工事はプロポーザル方式による入札を行い、審査の結果、有限会社小竹建設のプロポーザルを採用。1年のうち最もセンター会議室などの利用の少ない4月21日から5月5日までの間に工事を行った。工事費は、当初予定していなかった販売・常設展示場の床の舗装や喫茶室の防水塗装を含めて937万円。

  

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