塩川橋の架け替え完了 大鹿村 床固工群事業の一環で

南信州経済

[ 2017年 9月 28日 木曜日 15時41分 ]

池田さん一家を先頭に渡り初め

 国土交通省天竜川上流河川事務所が大鹿村で整備を行う、塩川床固工群事業の一環として架け替えが行われた、村道塩河1号線塩川橋(橋長約36メートル)がこのほど完成し、27日に村主催の開通式が開かれた。村、同事務所、地権者ら地元住民など50人余りが参加。従来よりも道幅が広がるとともに、橋の中央にあった支柱をなくすことで、河川増水時の流木による被害を抑えるなど、より安全、安心な構造となった橋の完成を祝った。

 塩川と鹿塩川の合流点付近に位置する塩川床固工群は、川底の侵食を防ぐため、低い横工をいくつも階段のように並べることで川の流れを安定させ、川底の勾配を緩やかにして水の流れるスピードを遅くする工事。

 塩川下流部では、三六災害を機に床固工が行われたが、建設から50年が経過し、度重なる洪水によって老朽化していたため、流下能力の確保と合流点形状の是正を目的に、昨年3月から整備が行われている。

 延長は約800メートルで8つの工事に分かれる。全ての完成予定は2022年。

 この日、渡り初めは、同橋近くに住む池田学さん(60)一家が先頭を務めた。池田さんは妻と両親、息子夫妻の夫婦3代と、2人の孫で参加。「一生に一度のこと。夫婦3代がそろって元気に参加することができ、良い思い出になった」と笑顔を見せた。

 柳島貞康村長は「素晴らしい橋ができうれしく思う。林道鳥倉線へと続く橋。農林業や観光面に寄与してくれるはず」と期待を寄せた。

  

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