売木村の道の駅がオープン にぎわい創出へ周辺整備検討

南信州経済

[ 2018年 11月 1日 木曜日 15時59分 ]

秋晴れの下、テープカットで開駅した売木村の道の駅

 売木村の道の駅「南信州 うるぎ」の開駅式が1日行われ、テープカットやくす玉割りなどを通じて開業を祝った。これまでの村の観光施設「うるぎふるさと館」をそのまま活用する一方、村は今後、村内唯一のガソリンスタンドや高齢化が進む商店も含め、道の駅を核とした一体的な周辺整備計画を検討していく方針だ。

 県道阿南根羽線沿いに位置する同館は、地域の特産品販売や郷土料理の提供、歴史・観光資源・伝統文化に触れることができる複合施設として、国庫補助金も活用しながら村が2000年に整備した。

 道の駅は、農産物直売所や観光案内所、休憩コーナー、地元農産物を生かした摘み草料理を提供するレストランなど既存施設を活用する。

 開駅にあたり、大型観光バスが停車しやすいよう駐車場に専用スペースを確保したほか、看板も刷新。年内をめどに身体障害者用トイレをウォシュレットに改修するなど、村は約300万円を投じる。

 関係者など約30人が出席した式典で、駅長に就任した清水秀樹村長は「道の駅を活用して地域発展を一層推進していきたい」と述べた。米やはざ掛けなど村の特徴と風景を盛り込み、新たに道の駅のロゴマークをデザインした村地域おこし協力隊の伊藤隆子さん(49)は「にぎやかな場所になってほしい」と願った。

 現在道の駅周辺で行われている軒川バイパス工事が、関連工事も含め来年度中に完成する予定で、その後は道の駅前の県道が国道418号との重用区間になる。清水村長は駅を拠点とする周辺地域整備計画の検討に着手していて「交通量の増加が見込まれ、発展の道を模索していきたい」と話した。

 飯田国道事務所によると、道の駅制度は1993年に創設され、現在全国で1145カ所を登録。今回は県内4カ所、同事務所管内で3カ所が新たに申請され売木は48番目の登録となった。

 4日に恒例の村イベント「秋色感謝祭」が道の駅で開かれる。

  

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