多摩川精機がボーイング社と契約

南信州経済

[ 2014年 1月 24日 金曜日 17時51分 ]

 飯田市大休の多摩川精機(萩本範文社長)は22日、アメリカの大手航空機メーカーボーイング社が開発を進める新型旅客機「737MAX」に、自社製飛行制御装置用センサーユニット「RVDTクラスタ」を直接供給し、製品サポートを請け負う契約を締結したと発表した。

 多摩川精機は「ボーイング787」に2次サプライヤーとして同種のセンサーを供給しているが、大手メーカーへの直接供給は初。欧米などを中心に多くの競合メーカーがある中で直接供給が実現したのは、同製品の信頼性や技術力の高さが評価されたものと見られる。

 直接取引きとなる新事業契約の締結により、同社では航空機向け事業のさらなる拡大を見込むほか、「飯田下伊那地域の機械加工メーカーにも2次、3次サプライヤーとして仕事が広がる」と、航空宇宙産業クラスターの形成に力を入れる飯伊地域の取り組みを加速させる効果にも期待を寄せる。

 同社の販売子会社多摩川精機販売によると、RVDTクラスタは角度センサーの一種。詳細な用途や搭載箇所などは明らかにされていないものの、機体本体に搭載され、飛行制御に関わる重要な役割を担うという。「787」用の同種のセンサーは、同市毛賀の第2事業所で製造しており、RVDTクラスタも同事業所で製造する計画。

 次世代機としてボーイングが開発中の「737MAX」は、燃費性能の高さなどが特徴とされ、初号機の納入は2017年ごろの予定。すでに世界の航空会社20社以上から1600機以上を受注しているという。

  

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