夢のつばさ オーブン購入費出資募る クラウドファンディングで

南信州経済

[ 2018年 4月 24日 火曜日 15時40分 ]

パン焼きオーブンの購入費を募る

 新しいオーブンを導入して工賃アップを図ろうと、阿智村春日の多機能型事業所「夢のつばさ」は23日から、インターネットによる資金調達「クラウド・ファンディング」で一般から出資を募っている。

 夢のつばさでは、農作業や薪(まき)の生産、各種クッキーやパン製造などの取り組みを行い、収益を利用者に工賃として配分している。

 パン焼き用のオーブンは12年前の開所時に設置した小型のもの。老朽化してきており、故障した場合には部品が調達できない状態にあるという。

 また、同オーブンで焼くパンや山くるみを利用した「夢くるみん」などが人気を集めているが、生産量が限られており、品薄な状態が続いてきた。

 新たなオーブンは容積が現在の約3倍。これまで夢くるみん、食パン、シフォンケーキなどを日替わりで焼いてきたが、新オーブンでは同時に温度設定の違うパンが焼くことができる。増産により工賃が1人あたり月3000円ほど上がる見込みだ。

 パン製造を担当する岡本美菜代さん(27)と渋谷知加さん(37)は「皆さんの協力で新しいオーブンが入ったら、たくさんおいしいものを作っていきたい」と意気込んでいる。

 社会福祉法人夢のつばさの原一広理事長(59)は「クラウドファンディングを通じて、夢のつばさの活動と利用者の頑張っている姿を知ってもらいたい」と呼び掛けている。

 目標額は140万円で期間は6月22日まで。新オーブンはすでに発注しており、5月末ごろに導入される予定だ。

 クラウドファンディングは専用サイト「レディーフォー」にアクセスし、プロジェクト検索で「夢のつばさ」と入力する。インターネット環境がない場合は、夢のつばさ関係者による代理購入も受け付けている。問い合わせは同所(電話0265・43・3737)へ。

  

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