大きなアスパラに歓声~中京圏から収穫ツアー~

南信州経済

[ 2013年 5月 9日 木曜日 16時47分 ]

 南信州観光公社は5日、中京圏の住民を対象に、アスパラガスの収穫などを楽しんでもらう南信州産地ツアーを高森町と飯田市内で開いた。本年度の第1弾企画。参加した23人が大きく育ったアスパラガスを前に歓声を上げた。

 南信州広域連合やJAみなみ信州とともに展開する南信州産品の販売促進と観光誘客活動の一環。産地ツアーは2009年度に始まり、今回は「大切なあの人に食べさせたい野菜を探す旅~春の生命力を食卓に」と題して試みた。参加者の半数以上が60代の女性でリピーターという。

 アスパラガスの収穫体験は高森町山吹の農家の畑で行い、1人10本を取った。長さ40センチほどの代物もあり、「こんなに大きいのは初めて見た」など感激の声が相次いだ。

 名古屋市南区から訪れた夫婦は「自宅の庭で育てているヒョロっとしたものとは大違い」と満面の笑み。「ゆでたり焼いたり、シンプルな調理法で素材そのものの味を楽しみたい」と話していた。

 主催者側は日常生活でも飯田下伊那の農産物を進んで購入してもらおうと、目印の一つとなるJAみなみ信州のマスコットキャラクターをPR。アスパラガス農家の男性は「旬の味わいを知ってもらい、ぜひ口コミなどで高森や南信州の魅力を広げてもらえるとうれしい」と期待していた。

 一行は収穫体験に続いて、飯田市内のイタリア料理店で南信州産の食材によるランチを堪能。菓子作りやリンゴの花摘み体験なども楽しんだ。産地ツアーは9月のナシの収穫体験など年度内に残り3回を予定。同社は「観光と食との融合による南信州の魅力を発信し、広く地域の産業振興につなげたい」としている。

  

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