天竜舟下りが定期船の運航開始

南信州経済

[ 2013年 3月 22日 金曜日 9時44分 ]

 飯田市松尾新井の天竜舟下り(牧野明仁社長)は20日、定期船の運航を開始した。11月30日まで、1日8便(10月31日以降は7便)を運航する。

 冬季の暖房こたつ舟は終了し、通常の舟がお目見え。同社敷地内の九頭竜大権現の前で1年間の安全を祈願し、ことし初の定期船が出航した。この日は九州からのツアー客を含め100人余が弁天港から時又港までの約7キロの船旅を楽しんだ。

 櫂(かい)のみで操る昔ながらの和船の雰囲気と、舟から眺める景色で癒しのひとときを提供する舟下り。鵞流峡の渓谷や急流の水しぶき、季節によっては桜や紅葉、サギなどの採餌の姿も楽しめる。

 同社によると、一昨年の東日本大震災による観光低迷、静岡県の遠州天竜下りの事故による風評被害の影響は昨年まで続き、利用客は例年より2万人少ない年間約6万人だったという。ことしは徐々に元に戻りつつあり、例年並の8万人を見込む。

 牧野社長は「個人客を獲得しようと営業活動に力を入れている。旅行代理店との旅行プランを通じて、南信州のフルーツ狩りなどとセットで伸ばしていきたい」と話していた。

  

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