天龍ライン遊舟が川開き

南信州経済

[ 2013年 4月 2日 火曜日 9時31分 ]

 飯田市天龍峡の天竜川を運航する天龍ライン遊舟(半崎保道社長)は1日、川開きと安全祈願祭を開いた。サクラやネコヤナギ、ミツバツツジなどの花に囲まれた天龍峡を定期船の第1便が出航、泰阜村唐笠までの船旅を楽しんだ。同日から11月末までのシーズン中、1日6便(夏季は7便)の定期船を運航する。

 例年は3月16日ごろに冬季の暖房こたつ舟を終了しているが、ことしは肌寒い天候や天龍峡再生道路、遊歩道の整備などを考慮し、4月1日からシーズンを開始した。

 天龍峡遊歩道整備にあわせ、天龍峡温泉港へ下る遊歩道にも歩行者用の舗装が行われた。6日には天龍峡再生道路が開通し、三遠南信自動車道天龍峡ICから直接天龍峡の中心部までアクセスできるようになる。

 来賓や従業員などにより行われた川開き・安全祈願祭では、シーズン中の無事故・無災害を祈願し、一般の観光客とともにお清め舟と第1便が出航。唐笠港近くの魚龍観音の供養なども行われた。

 孫までの3世代1家7人で第1便に乗船した諏訪市の夫婦は、飯田市出身ながら新婚旅行でも天龍峡に訪れた。「毎年春に家族旅行をしているが、ことしは昼神温泉に泊まって川下り。天龍峡は昔に比べずいぶんときれいになった」と語る。

 半崎社長はシーズンを迎え「再生道路の開通で迷わずに天龍峡に来られるようになる。東日本大震災、天竜川下流での事故などの影響で厳しい状況が続いているが、事故だけは起きないよう従業員とともに頑張っていきたい」と話していた。

  

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