天龍峡再生道路が4月に開通

南信州経済

[ 2013年 3月 5日 火曜日 9時27分 ]

 飯田市が同市川路で整備を進めてきた通称「天龍峡再生道路」(延長1・1キロ)が4月6日に全線開通を迎える。三遠南信自動車道天龍峡インターチェンジ(IC)からJR飯田線天竜峡駅方面を結ぶ市道。従来の国道151号経由と比べてアクセス面などの利便性が向上するため、観光周遊の促進が期待される。

 名勝「天龍峡」の再生に向けた基軸に位置付け、2005年から3工区に分けて工事が進められてきた。市土木課によると、車道は2車線で幅員は7メートル。総事業費は約17億円となっている。

 すでに10年3月に天竜峡駅前から北側の天龍峡エコバレーへの370メートル区間が、12年3月に天龍峡ICから北東の天龍峡テニスコートまでの295メートル区間が開通。今回、両区間をつなぐ435メートルの完成をもって全線開通となる。

 4月6日は正午から、開通式をテニスコート前で開催。市と川路まちづくり委員会による実行委員会が主催し、地元の伝統芸能によるアトラクションやテープカット、くす玉開披などで祝う。一般車両の開放は午後3時からを予定する。

 三遠南信道関連では、15年に天龍峡IC―龍江IC(仮称)間が開通を予定。市は「天龍峡大橋」(仮称)の歩廊(遊歩道)整備事業として、新年度一般会計予算案に3800万円を計上している。市によると、自動車専用道への遊歩道の特設は珍しいといい、工事は国へ委託する。

 牧野光朗市長は4日の定例会見で「観光シーズンに合わせての全線開通は大変うれしい。初当選(05年)時から取り組んできた事業だけに思い入れも強い」と喜び「今後も周遊性を持った整備が進む。観光客をスムーズに呼び込む上でも今回の全線開通は非常に有意義」と話した。

  

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