天龍村の観光農園でアケビ狩り最盛期

南信州経済

[ 2019年 10月 5日 土曜日 14時09分 ]

 天龍村向方の観光農園で、アケビ狩りが最盛期を迎えている。約25アールの園内には200本余の木が植えられ、たわわに実ったアケビが至る所に。鮮やかな紫色の皮の割れ目から顔をのぞかせる白い果肉が、甘い香りとともに来園者の笑顔を誘っている。

 村内に多く自生するアケビに着目し、1986(昭和61)年に、県の新規作物導入実験事業として400本の苗を植え、試験栽培を開始。88年から94年まで市場への出荷を行っていたが、96年に全国でも珍しい観光農園として開園した。

 2002年から天龍農林業公社が管理を行い、近年は毎年、愛知、静岡方面を中心に100人余りの観光客が訪れており、リピーターも多い。

 園内には県果樹試験場などの調査により「優良系統」に選抜された品種「向方1号」「向方2号」と、村内に自生するものを移植したアケビがあり、向方1号、2号は皮の紫色が濃く、甘みが強いのが特徴。同公社は「食べ比べを楽しんでもらえたら。他ではなかなかできない体験で、アケビを知らない子どもも多いと思う。ぜひ親子で楽しんでもらいたい」と多くの来場を呼び掛けている。

 開園は14日まで。入園料はかご一杯分で1500円、未就学児は無料。時間は午前10~午後3時。平日は予約制で営業しており、来園3日前までに連絡が必要。

 場所はおきよめの湯から車で5分。問い合わせは天龍村観光協会(電話0260・32・2050)へ。

◎写真説明:園内でたわわに実るアケビ(5日)

  

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