好例を課題解決の糸口に

南信州経済

[ 2020年 2月 22日 土曜日 14時50分 ]

 飯田市の産業振興課と男女共同参画課の連携による「会社づくりセミナー~働く人も会社も地域も三方良し~」が20日、市勤労者福祉センターであった。雇用や労働環境の改善に先駆的に取り組む市内の3社が事例発表。中小企業の人事担当者ら約40人が耳を傾け、課題解決の糸口にした。

 男女共同参画課ワーク・ライフ・バランス推進事業所の支援コーディネーターが市内の約280社を訪問調査する中で、好例としてサービス業のキラヤ(同市松尾上溝)、介護・看護のわくわく(同市松尾寺所)、製造業の大和グラビヤ(同市龍江)を選出。この日はキラヤの池崎大祐企画部次長、わくわくの中山陽平社長、大和グラビヤの福岡広基副工場長がそれぞれの取り組みを紹介した。

 キラヤは飯田下伊那地域で9店舗展開し、社員はパートを含め約400人。池崎さんは「男女を問わない適材適所の人材配置と、女性が活躍できる環境づくりを目指している」と語り、リーダーシップ研修など生産性を高めるための取り組みを示した。「女性の活躍、活用を重要視している」とし、女性管理職の育成にも触れた。

 女性従業員が多い職場環境を踏まえ、わくわくでは参観日などに気軽に参加してもらう「2時間有給」や、祝日などへの対応として「子連れ出勤」を導入している。中山さんは社長としての立ち位置を強調し、「従業員との対話を大事にしている」と説明。常に働く人に目を向け「話ができる関係性を作れているかどうか。それができれば働き方の最高の組み合わせができる」と持論を展開した。

 大和グラビヤ南アルプス工場(龍江)ではベトナムの技能実習生9人を受け入れており、福岡さんも対話を重視していると話した。また人事採用のユニークな取り組みを紹介。社員の人的ネットワークを活用したもので、離職率を下げる効果を指摘した。

 主催者によると、人材確保が中小企業の共通課題となっている。長く働いてもらえれる環境づくり、女性やシニア層、外国人労働者といった「多様な人が働きやすい環境づくりの参考にしてもらえたら」とした。

◎写真説明:事例発表する会社づくりセミナー

  

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