学生が8種類考案

南信州経済

[ 2020年 12月 23日 水曜日 14時01分 ]

 飯田女子短期大学は22日、飯田市松尾代田の同短大で会見を開き、今宮町の「パン工房ゆめのや」(後藤聡代表)と共同開発したオリジナルパン8種類を発表した。食品開発実習の科目を履修する同短大食物栄養専攻2年生が考案。23日から同店で販売されている。

 食品開発実習は、地元企業などと連携しながら加工食品の企画立案、商品作成、ネーミングといった商品開発の過程を学ぶ授業。パン作りは5年目の取り組みになる。

 学生36人が11月、製パン技術指導者の森山辰夫さん(鼎名古熊)と、ジャパンホームベーキングスクール師範の三浦宏子さん(八幡町)から技術指導を受けた後、8班に分かれてオリジナルのパンの試作に取り組んだ。

 学内で試作品の人気投票を行って各班、1品ずつオリジナルパンを考案。毎年1品を選抜して商品化してきたが、今年初めて商品開発に協力したゆめのやの後藤代表が「コンセプトやアイデアが素晴らしく、選抜できない」と、8品全ての商品化を決めた。

 考案したパンは、リンゴやみそ、キノコといった地域の特産品を具材にしたり、人気のタピオカを取り入れたり、食物繊維が豊富なもち麦を使用したものなど、さまざま。幅広い年齢に味わってもらえるよう食べやすさを考え、アレルギーに配慮して卵不使用のパンも考案した。

 会見には、各班の代表の学生と後藤代表、森山さん、三浦さんが出席し、商品開発の過程やそれぞれのパンを紹介した。

 1班は、瀧本和奏さん(20)が考案したリンゴ型のパンに、栗林涼香さん(同)が考えたみそマヨネーズ味のマッシュポテトをつめた。

 瀧本さんは「見た目がリンゴなので甘い菓子パンかと思いきや、食べるとみそマヨでびっくりすると思う。見た目とのギャップを楽しんでほしい」、栗林さんは「みそなど長野県の食材を使っているので、長野の良さも感じてもらえたら」と語った。

 後藤代表は「それぞれ一生懸命考えて作られたパン。学生の狙いを感じてもらえるよう、考案してくれたレシピをもとに商品化した。学生には、自分が考えた商品が店に並ぶ喜びや、買いに来たお客さんの反応を感じてもらえたら」と話していた。

 パンは23日から2種類ずつ、店頭で販売。約1週間ごとに種類を変え、1月末までに全商品を販売する予定だ。

◎写真説明:短大生とゆめのやがパンを共同開発

  

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