市環境技術開発センターで研究発表

南信州経済

[ 2014年 4月 26日 土曜日 9時25分 ]

 飯田市工業課は24日、同市桐林の環境技術開発センターで、同センター入居企業4社をはじめ、信州大学大学院修士課程研究者2名、ものづくり製品(試作)開発等支援補助金交付企業4社による、研究成果発表会を開いた。各企業は、研究開発、試作品作製、各種展示会への出展など、2013年度の取り組みを報告。新規分野における研究成果をPRすることで、今後の事業展開の可能性を探った。

 同センター入居企業の成果発表には、プロスク、西和テクスタイルプリント、マルヒ、CMC総合研究所の4社が参加。それぞれ、「超小型モータートルク測定装置の開発」、「昇華転写を使った新しい素材の提案」、「小水力発電システムの研究」、「炭素系新素材カーボンマイクロコイルの開発とその応用」をテーマに、13年度の取り組みを振り返った。

 このうちプロスク(久保田和人社長)は、長野県地域産業活性化補助金の採択により「超小型モータートルク測定装置」を設計開発し、プロトタイプを完成させた。同装置は、パチンコ台などに使用されているステッピングモーターのモータートルク測定を、設計現場、生産現場で使用できることを目的に開発。顧客要望などから、既存装置に対し2分の1以下のサイズにすること、販売価格を既存の10分の1以下に抑えることを目標にした。

 結果、サイズについては既存の4分の1サイズまでダウンサイジングを実現、価格についても10分の1以下の実現がみえるところまできたという。また、測定項目に関しても顧客からの満足が得られており、今後は量産に入る見込みという。

 久保田社長は「これまで、飯田市内での取引はほとんどなかったが、今回助成金の採択にあたり、飯田ビジネスネットワーク支援センターの協力を得る中で、地元企業との連携が図れるようになった。今後は、こうした連携をさらに深め、ものづくりを行っていきたい」と話した。

 このほか、補助金交付企業の発表では、テレネットが「車両向け緊急地震速報・広域動態GPS管理システムの提供」、赤羽製作所が「介護用ベッド補助具の開発」、ティ・ブイ・フォーが「マルチコプターによる動画映像撮影機の開発」、夏目光学が「高傾斜レンズの表面形状ナノレベル評価技術の開発」をテーマに研究成果を示した。

  

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