市田柿の収穫がピーク迎える

南信州経済

[ 2014年 11月 4日 火曜日 9時04分 ]

 飯田下伊那特産の干し柿「市田柿」の加工作業がピークを迎え、風物詩にもなっている「柿すだれ」の風景が各地に広がっている。JAみなみ信州によると、ことしは着果量が多い「なり年」で、出荷量は深刻な凍霜害に見舞われた前年を4割ほど上回る見通しという。

 25アールのほ場で生産している高森町山吹の農家でも、皮むきやつるす作業が本格化した。2日も自宅に備えた作業場で役割を分担して加工。月末までに8000キロを出荷する計画といい、「気象条件に左右される難しさもあるが、みなさんに喜ばれるおいしい柿をつくりたい」と口をそろえた。

 同JAに出荷している飯伊の柿部会員は約2600戸。ことしから果肉に傷を付けない脱針式皮むき機に完全移行しており、導入から4年で農家の98%が針を刺さずに皮をむく機械を備えたという。

 前年の生産量が少なかった影響から、ことしは花芽が充実し、着荷量が増大した。昨年に凍霜害を受けた産地は「近年にない着果量になった」という。

 量が増えたため、小玉傾向も見られるが、糖度が高く品質は上々。JAは前年比4割増の1400トンを出荷する計画で、3割増の約26億円の売り上げを見込んでいる。

 1カ月ほど乾燥させ、干し柿にして渋みと甘みを付ける。出荷は11月下旬に始まり、12月下旬に最盛期を迎える。

 飯伊産で最も有名な特産品に成長した市田柿は、約600年前から伊那谷に多く見られた在来の渋柿。昭和20年代に干し柿として商品化された。

  

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