市田柿の海外GI登録進む

南信州経済

[ 2021年 7月 2日 金曜日 16時12分 ]

 農林水産省は6月30日、飯田下伊那地域の特産品「市田柿」がベトナムの地理的表示(GI)保護制度に登録されたと発表した。JAみなみ信州が2019年に登録を申請していた。同JAによると、このほどマレーシアでも登録され、市田柿の海外GI登録は昨年のシンガポールを加え3カ国となった。近くタイでも登録される見込みという。

 GI保護制度は、地域で長年育まれた特別な生産方法により、高い品質や評価を獲得している農林水産物・食品の名称を品質の基準とともに国に登録し、知的財産として保護する制度。世界100カ国を超える国や地域で運用されている。

 原則として、登録された基準を満たす産品のみにGI表示が使用され、品質を守るもののみが市場に流通する、GI表示により他産品との差別化が可能で、ブランド価値を守ることにつながる。

 同JAは、市田柿の模倣品の流通や03年の暖冬によるカビの大発生などを契機に、産地全体でブランドの維持・向上を図ろうと、06年に地域団体商標を取得。07年に市田柿ブランド協議会、市田柿商標管理委員会を設立し、市田柿ブランドの確立を進め、16年に農林水産省のGI登録を受けた。

 海外では09年に香港、10年に台湾で商標登録し、輸出を行っている。昨年のシンガポールに続きベトナム、マレーシアでGI登録されたことは、東南アジアでの販売拡大に、大きな弾みとなる。

 同JA営農部営農企画課の田中廣彦知的財産マネージャー(63)は「ベトナムについては現地商談から需要に手応えを感じていたので、登録は追い風。期待は大きい」と歓迎。「新型コロナの影響で動きが止まっていたが、コロナの状況を見極めながら今季の市田柿から輸出販売できるよう、準備を進めていきたい」と話した。

  

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