市田柿加工した「のし柿」開発 高森町の天竜産業

南信州経済

[ 2017年 9月 28日 木曜日 15時01分 ]

市田柿をペーストにした「のし柿」

 高森町下市田の市田柿の専門店、天竜産業(原八州彦社長)は、市田柿をペーストに加工した「のし柿」を開発したと28日、南信州地域振興局の「おいしい記者会」で発表した。「このタイプの市田柿の食べ方は、日本では初めてではないか」と原社長(61)。10月1日から同社で販売を始め、徐々に販路を広げていきたい考えだ。

 同社は1968(昭和43)年に創業。市田柿の卸を専門に商売し半世紀近くになる。一昨年から市田柿を利用した商品開発にも着手。柿の皮を使ったかりんとうや柿うどん、スパゲティー、柿の皮のシロップで作ったサイダー、ジャムなどを次々に提案。今回ののし柿で8種類を数える。

 原社長は「市田柿をそのまま食べるのが主流だったが、市田柿を通年食べるにはどうしたらよいか。新しい食べ方、変わった食べ方を考えていきたい。若い人たちにもっと市田柿を食べてもらい、消費拡大につなげたい」と語る。

 今回開発したのし柿は「干柿そのものでは使い方が決まってしまっていて今まで以上の食べ方は無いと思い、ペーストにしてみたところ、いろいろな使い方が見えてきた」と同社長。ペーストそのものをソースとして使ったり、シロップを絞ったり、乾燥させるなど、いろいろ試しているうちにのし柿にたどり着いたという。

 市田柿をつぶしてのばし乾燥させただけで添加物は一切使っていない。1個の干柿から3枚ののし柿ができる。料理やお菓子(おやつ)のほか、チーズやサラミなどをのせて酒のつまみにもなる。個別包装で携帯しやすく、栄養価も高い。1枚5グラム、1袋10枚入り500円(税抜)。問い合わせは、同社(電話0265・35・2068)へ。

  

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