平谷村に新しい特産品 「ひらや あま酒」と「あっ!中馬もち」

南信州経済

[ 2014年 12月 17日 水曜日 17時54分 ]

 平谷村で、村産酒米を使った甘酒「ひらや あま酒」と、村の女性らが開発した即席お汁粉・雑煮「あっ!中馬もち」が完成した。甘酒は村内各店舗で、あっ中馬もちは道の駅の「ひまわり市場」で販売している。

 あっ中馬もちは、手軽に雑煮やお汁粉などの料理を味わってもらえるよう、村内の女性(55)が考案した。村内加工所の女性仲間で試行錯誤し1年半かけて商品化した。

 丸い餅を水と一緒にお椀に入れ、電子レンジで温めるとすぐ食べられる料理だ。物資を運搬する中馬の馬追いが具を入れた餅を持ち歩き、腹がすくと湯をかけて食べたという「中馬もち」をコンセプトにしている。

 お汁粉にはあんこが入っており、お雑煮には小松菜やシイタケ、かまぼこが入っている。冷凍して長期保存でき、手軽に調理できるインスタント食品だが、本格的な味が楽しめる。

 15日には村民向けに試食会が行われ、「本物の雑煮だ」「おいしい」などと好評だった。開発した女性は「多くの方の力を借りて商品化できた。インスタントラーメンのように手軽にお餅の料理を食べてもらえたら」と話していた。雑煮用とお汁粉用はいずれも1個200円(税別)で販売する。

 甘酒は村内で無農薬栽培した酒米を使用。酒米栽培は当初、日本酒を醸造する目的で、地域おこし協力隊を中心に遊休農地を活用して行ったが、予定より収量が少なく、村産米のみで醸造できなかったため、甘酒へ変更した。

 伊那市の宮島酒店で委託製造。白米と米こうじを使った昔ながらの甘酒で、砂糖を使っていないためスッキリとさわやかな味が楽しめる。ヨーグルトや牛乳、焼酎で割って飲んでも楽しめるという。

 1本750ミリリットル入りで、税込み800円。村内の温泉施設、スキー場、地元各商店などで販売している。

  

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