幸水の出荷がピーク 飯伊産ナシ各地の市場へ

南信州経済

[ 2011年 8月 25日 木曜日 9時38分 ]

 飯田下伊那地域で赤梨「幸水(こうすい)」の出荷がピークを迎えている。月末まで続き、二十世紀や豊水、南水へと出荷リレーする。

 ナシの先陣を務める幸水は、早生種のなかでは甘みがあり、シャキシャキした触感が人気。下伊那園芸農業協同組合=飯田市箕瀬町=では盆前需要を見越して7日から出荷がスタート。現在、最盛期を迎えている。

 選果場には連日、飯伊各地の産地から果実が運び込まれ、光センサー選果機が等級別に振り分けて梱包。北海道、東京、静岡の市場に送っている。

 春先の低温で生育が2―3日遅れているのに加え、梅雨明け後の天候不順で玉の肥大や糖度の上昇に遅れが見られるものの、大不作だった前年より100トン多い450トンの出荷を見込んでいる。

 JAみなみ信州でもいいだ果実選果場で幸水の選果が始まっている。21日には、飯田市、阿智村、下條村などから260ケース(10キログラム)分が持ち込まれ、中京の市場へ出荷された。

 生育は前年より4、5日ほどの遅め。担当者は「肥大回復傾向にあるが、バラつきもある」と話している。

 光センサーで果実の内部品質を測定し、信頼性、販売力の向上を図っている。最高等級で糖度が規定度数以上のものを商標登録した「太鼓判」のブランドで販売している。

 飯伊のナシの出荷は、8月末からの二十世紀、豊水、9月中旬からの南水へとリレーされる。

  

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