星の村で地域活性化を 阿智村がJTBと連携協定

南信州経済

[ 2015年 4月 17日 金曜日 13時43分 ]

 阿智村とJTB中部(松本博社長、名古屋市中区)は15日、観光に関する連携協定を調印した。「日本一の星空」の村としての観光地づくりや村のブランド力向上だけでなく、地域活性化や環境保護など幅広い分野で連携を深めていく。

 JTBグループは地方自治体と連携協定を結んで、交流文化事業による地域活性化を図る活動を展開している。JTB中部での地方自治体との連携協定締結は今回が初めて。

 同村とJTB中部は以前から連携を続けてきた。星をキーワードにしたスタービレッジ阿智誘客促進協議会では2012年の開始当初から携わり、「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」を共同で開発。これまでに全国から約6万人の観光客が訪れるようになった。

 地域通貨「スターコイン」やご当地検定「スターマイスター検定」など星空をテーマにした事業展開を行い、観光だけでなく幅広い分野で村内の活性化を図っている。

 今回の協定は、継続的な観光振興や環境保護活動などを行い、星の村として魅力的な観光まちづくり、地域ブランドの構築を目指して締結。▽魅力ある観光地づくり▽阿智村のブランド力の向上▽観光による地域経済活性化▽環境保護▽その他、地域社会の活性化・住民サービスの向上―の5分野で連携していく。

 熊谷村長は「小さな村だが年間120万人の観光客が訪れる。連携して互いに知恵を出し合いながら、星の村を発信していきたい」と語り、JTB中部の高木浩営業部長は「星の村を一過性のものでなく継続的なものにしたい。地域との共感、交流を増やし、阿智村のファンを増やしたい」と語った。

 ナイトは11日に春シーズンがスタート。満月の日には天体望遠鏡で月面観察のイベント、マウンテンロッジ内にプラネタリウムで宇宙空間を演出するなど新たな企画を加え、顧客満足度の向上を図る。観光だけでなく、農商工業などの他産業や地域づくりへも星に関連した事業も展開していく方針だ。

  

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