松川町でプラザ開設祈願祭

南信州経済

[ 2012年 10月 6日 土曜日 8時13分 ]

 松川町でポイントカード事業を中心に手掛ける「マーくんカード事業協同組合」は5日、空き店舗を改装したコミュニティー施設「まつかわ・すたいるプラザ」の開設祈願祭を現地で開いた。ポイントカード「マーくんカード」も一新し、待ちわびた住民らが長い列をつくった。

 コミュニティー施設の開設とポイントカードの刷新は、町中心部のあらい商店街をまちづくりの拠点と位置付ける構想「まつかわ・すたいる」の一環。独自色のあるライフスタイルを提案するなどして町を活気付ける。

 コミュニティー施設は、同商店街にある2階建ての空き店舗のうち1階部分の約240平方メートルを改装。マーくんカードの窓口を常設したほか、イベント会場や住民が気軽に立ち寄ることができる場として開放していく。料理教室などに対応できるよう厨房も備えた。

 飲食店やガソリンスタンドなど町内78店舗で利用できるポイントカードは機能を増やし、利便性を高めた。1枚に統一していたカードを、子育て世代や高齢者など所持する対象に応じて6つに分類。このうち子育て、消防、高齢者、観光に区分した4つは優待カードとなり、イベントやセールなどでさまざまな特典が受けられる。

 たまったポイントはカードの裏面に表示され、いつでも確認できる。特徴の一つが「まちづくりポイント」。来店客がためたポイントの10%にあたるポイントを毎回自動的に計上し、一定のポイントになると、同組合の負担で遊休農地の解消や学校備品の購入費などに充てるという。

 改装とカード移行に伴う総事業費は約3400万円。国や町の補助金などを活用した。

 開設祈願祭には組合員や深津徹町長、町議ら約30人が出席。神事に続き、同組合の西村省吾理事長は「まつかわ・すたいるの輪を広げたい」などと述べ、深津町長は町の地域通貨として利用が広がることに期待した。

 午前10時の開店を前に、住民ら約100人の列。テープカットで開店を祝うと、集まった住民は拍手した。

 同組合によると、1996年からマーくんカードが導入され、住民の保有率は現在約93%。町外に住む人の利用も増えている。累計発行枚数は3万枚。

  

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