果樹生産者グループが香港で生産品販売

南信州経済

[ 2014年 3月 11日 火曜日 9時39分 ]

 飯田市内を中心とした20―40代の若手果樹生産者グループ「うまい!フルーツクラブ」(吉川一弘代表)の4人はこのほど、香港で開催された日本産食品の物産展でリンゴのふじや市田柿などの生産品販売を行った。10日に市役所を訪れ、報告会を開いて牧野光朗市長らに成果を伝えた。

 市が進める「農作物等海外輸出チャレンジ事業」の一環。2005年度から台湾や中国で「蜜入富士」のブランド化を進め、現地での物産展などに出展している。近年では南信州・飯田産業センターと連携し、東南アジアを中心に農産物や加工品などの販路拡大に取り組んできた。

 今年度は、若手農業者を中心に農産物の輸出の現状や輸出技術、海外での日本農産物の価値や消費者ニーズなどについて学んでもらおうと、初めて生産者に参加してもらい、物産展に出展した。

 事業には同クラブ代表の吉川さんら4人が、2月に4日間にわたって参加。現地の小売店や市場などを訪れて業況や日本食品の輸入実態の聞き取り、マーケット調査を行った他、香港そごう銅鑼湾(コーズウェイベイ)店で行われた「日本ふるさと名産食品展」(財団法人自治体国際化協会主催)で南信州果実をPRした。

 販売物は、参加者が生産したふじ約1000個、市田柿200グラムパック300個、愛知大学とJAみなみ信州が共同開発した「贅沢な実」1個入り300個。ふじや市田柿は現地で流通しているため受け入れられやすく、買い求める客が多かったという。

 「ふじは見栄えが良く、糖度が高くて果汁が多いことから高評価だった。市田柿は消費者にわかりやすいようドライフルーツとして紹介し、ワインのつまみとして買っていってくれる人もいた」とメンバー。来店者が多く、4日目には完売した。

 吉川さんは「富裕層が多く、高くても高品質であれば買ってくれた。ビジネスとして魅力がある」と手応え。「個人でできるか、クラブとして出せるかはまだわからないが、生産品の輸出について勉強を進めていきたい」と語った。

 牧野市長は「地域ブランドであるリンゴや市田柿に付加価値を付けて売ることは大きな試み。海外はマーケットとして可能性がある。まだ課題は多いが、こうしたチャレンジを続けていってもらいたい」と呼び掛けていた。

  

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