果物のフードロス解消へ

南信州経済

[ 2020年 9月 25日 金曜日 15時29分 ]

 豊丘村地域おこし協力隊の前田隆幸さん(47)が手掛ける「南信州クリエイション」の冷凍フルーツ加工場が23日、本格稼働した。風味を損なわない特殊冷凍技術を利用し、凍ったまま食べる新たな加工品。南信州産果物の魅力向上とフードロス解消につなげようと狙う。

 同社は、前田さんと元同村地域おこし協力隊員の杉山豊さん(40)が今年4月に設立した。デイブレイク(木下昌之社長)=東京都品川区=の技術提供を受け、冷凍フルーツを製造する。

 現在はデイブレイクを通じたネット販売のみだが、近隣の観光施設で自社ブランド商品の販売も目指す。自社商品は、福島てっぺん公園にちなみ、ほうきに乗った魔女のロゴマークを予定。絵本風のパンフレットも制作する。

 加工場の稼働前にもコロナ禍の緊急支援で、デイブレイクと松川町のサクランボ農家を仲介した。観光需要を失ったサクランボ400キロ余を冷凍フルーツに加工販売した。

 河野の加工場は、木造平屋建て約170平方メートル。急速冷凍機2台をはじめ、全自動皮むき機1台や真空パック梱包機2台、冷蔵・冷凍の貯蔵室を設けた。18日には地元や村関係者向けに内覧会も行った。

 「大きさや形が悪いだけで売り物にならなくなってしまう果物をなんとかしたい」と前田さん。フードロス解消だけでなく「自分だけでは6次産業化が難しい若手農家も応援したい」と意気込む。

 稼働前から話を聞きつけ村内外の農園からリンゴやナシ、夏秋イチゴなどが寄せられ「生産が追いつかないほど」だという。

 「将来は県内各地に支店を設け、県内フルーツのフードロスを解消したい。また、任期を終えた地域おこし協力隊の働く場にもしていきたい」と話した。

◎写真説明:果物を一口サイズに刻んで急速冷凍

  

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